「MOVERIO BT-200」のグラスの向こうに広がる世界＜その２＞

ENGADGETエプソン「MOVERIO」体験会に参加してきました。

→ 前編は，こちら

MOVERIO BT-200は，シースルー型のスマートグラスです。パーソナルシアターとして映像を観るだけのHMD（ヘッドマウントディスプレイ）ではなくて，Android搭載のコンピュータ端末として，能動的に，いろいろな用途に使えるデバイスです。

今回も，エプソンの社員さんが，大活躍。
情熱と温かみのある，ホスピタリティあふれるおもてなしをしていただきました。
ありがとうございます。

MOVERIO BT-200のディスプレイは，グラスの内側に映像や画像が表示されるので，外から覗かれることもないので，公共の場で，プライベートな仕事や作業をするための，モニターディスプレイとしての使い方もできます。

Bluetoothにも対応しているので，BT対応のキーボードも使用可能。また，PCからのHDMIの出力にも対応しているので，PCのモニターとしても使うことができるようです。

ただし，ゲームは，1/6秒くらいの遅延があるようなので，ものによっては，ちょっと厳しいかも…というお話でした。

いろいろとマルチに使えるデバイスである反面，映像を観る以外にどんな使い方があるんだろう？と考えると，一般ユーザーだと，なかなか思い浮かばなかったりすることもあるので，今回のイベントに合わせて，エプソンの社員さんが身体を張って，プレゼンをしてくれました。

写真撮影をした画像の確認を，

Moverio BT-200で。
BT-200には，マイクロSDカードが入れられるので，カメラの側には，SDカード変換アダプターを介してマイクロSDカードへと画像を保存しておき，撮影が終わったら，そのマイクロSDカードを，BT-200に挿入して，画像を楽しむという使い方。

もちろん，王道の動画鑑賞で，BT-200を持ち出すことは，大得意です。

対応するブルーレイレコーダーから，録画した番組をモベリオに持ち出して，コンテンツをいつでもどこでも楽しむことができます。
もちろん，姿勢も気にせず，寝ながらも，ね。
映画1本観ても，電池はちゃんと保っているとのこと。

モベリオのケーブルの途中にこんな膨らみ（イヤフォン接続部）があるのですが，ここにイヤフォンやヘッドフォンをつなぐこともできます。また，この部分を，ポケットに差し込んで，ある程度重さを感じさせなくすることができます。

また，BT-200のグラスのツルの部分に，100均で売っているメガネホルダーをつけると，BT-200を首からさげて，リラックス…なんてこともできます。

BT対応スピーカーから音を出しながら，ウクレレの教習ビデオで，レッスン。

女性社員のこのお二人は，なんと，紹介ビデオまで作ってくれましたよ！

電車の車内で，Moverio。以外と他のお客さんが，こちらガン見することはないそうです。

アプリをダウンロードして，カフェでARゲーム。

「こんなとき，MOVERIOがあったらいいな」というシーンは，

そう，

待ち合わせの時。
イヤフォンをしていれば，まわりの人からは，何を見ているかはわかりません。

周囲を気にせず使えるというのは，大きなMoverio BT-200の特長ですね。

その他にも，
テレビのチャンネル権がないという人でも，BT-200を使えば家の中でどこでも見られるので，チャンネル争いもおきることがありません。Twonky Beam for MOVERIOなら，コンテンツの持ち出しだけでなく，ネットワーク経由でTV番組を視聴，録画した番組をストリーミングで視聴することもできます。

さらに，スマートフォンのアプリ開発ができる人なら，デベロッパーサイトから，開発キット「デベロッパーOS」をダウンロードすることが可能です。ハッカソンもやっているそうですよ。なので，モベリオならではのアプリも続々開発中とのこと。

Moverioが気になる！使ってみたい！という方は，来月，BT-200AVを3,000円で4日間レンタルできるキャンペーンもあるようですよ。

というわけで，
次の記事に続きます。

Engadget MOVERIO 体験会、使ってみて初めて分かるウェアラブルイベント
MOVERIO 体験レポート

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