こんなガレットが食べたかった！「ビストロ・クレプリーHearth（ハース）池袋2号店」

池袋に，カジュアルにフランスの郷土料理「ガレット」を食べさせてくれるビストロがあると聞いて，やってきました。
「池袋 イタリアン ハース 池袋2号」
http://hearth-ikebukuro2.com

本店は恵比寿にあるHearth。クレープの種類は，この2号店が一番バラエティがあるとのこと。

このビルの５Fに「Hearth2号店」は，あります。

カジュアルで，照明はちょっと落として，落ち着いた感じの店内。
女性のお客さんばかりかと思ったら，そこそこ男性のお客さんもいますね。

まずは，ビールで。

ふと，コースターを見ると，

なるほど，お店の名前の由来が書いてあります。
HeartとEarthの造語なんですね。なるほど。

お店は，「Bistro」を名乗っていますが，もうちょっと高級感があって，ゆったりとした感じがします。

お料理は，アラカルトで，食べたいものを適当に選んでみました。

生ハムも美味しいけど，キール入りのドレッシングが，また，サラダにマッチしています。

お通しの「パルミジャーノレッジャーノ」
食べ応えのあるボリュームがあります。チーズを使ったお料理への期待が高まります。

本日の前菜3種盛りは，豚ホホ肉と鶏白レバーのパテ，ホタテのマリネ，ラタトゥイユ。
パテのボリューム感，ラタトゥイユの濃さ，ビールが進みます。

ガレットは，3種類ほど，頼んでみました。

「骨付きロースハムとオニオンシードルのガレット」。ロースハムは，「骨付き」と書いてありますが，ガレットに載っているのは，骨は付いていません。じっくり炒めて甘さが増した玉葱との相性もいいですね。

「ロレーヌ」。ロレーヌは，ベーコンが有名な地域でもあります。
オニオン，マッシュルーム，ほうれん草などが，たっぷり入っています。

ガレットはフランスの北西部ブルターニュ地方の郷土料理で，そば粉で作られたクレープのこと。
今まで，ガレットって，デザート系のものしか食べたことがなかったのですが，お料理系のガレットも美味いですね。

で，極めつけは，トップの写真のこれ。

スティックアッシュのガレット。
「スティックアッシュ」は，挽肉のステーキ。このお店のスティックアッシュは，牛挽き肉。

店員さんが，手際よく，切り分けてくれます。

オニオンコンフィの甘み，ガレットの食感と風味，香辛料のオールスパイス，粗挽き牛肉の食感。
良いバランスですね。こういうガレットが食べてみたかったんです。

で，まだ，お腹に余裕があったので，

チーズフォンデュのセットも頼んでみました。

これらと，パンが運ばれてきて，

すぐに食べられる

そう，これ，「丸ごとトマトのチーズフォンデュ」なんです。
トマトの中には，さらにブルーチーズが入っていて，最初は，まわりのチーズ（スイス産のグリエールチーズ）だけで，
少し経ったら，トマトを崩して，ブルーチーズとトマトの組み合わせで，さらに濃厚でフルーティな味わいになるチーズフォンデュです。このアイデアも良いですね。

パンは，チーズフォンデュのオーダーが入ってからオーブンで焼き上げているそうです。外はカリカリで中はモチモチとした食感，チーズを絡めて食べるのは，やはり，幸せ。

デザートに，

クレマカタラーナ
もう，これは，いまさら語る必要が無いくらい，定番の美味さです。

細かく砕いたプラリネアーモンドとドライフルーツがちりばめられた「ヌガーグラッセ」
ボリュームもたっぷり。食感もいいですね。

アットホームな雰囲気で，ソファーにゆったりと腰掛けて，美味しいガレットやチーズフォンデュに舌鼓をうちながら，会話を楽しめるお店です。カジュアルすぎないのも良いですね。

ごちそうさまでした。

店員さんにお聞きしたら，最近，「Le Coq Roti　（ルコックロティ）」という，ガレットとロティサリーチキンを出す姉妹店が，ハース1号店のビルに，オープンしたそうで，そちらにも，行ってみたくなりました。

ハース
夜総合点★★★☆☆ 3.6

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