「蓬莱山」と越後妻有里山現代美術館[キナーレ]「越後妻有 大地の芸術祭2015」
中国の伝承の「蓬莱山」が,十日町の越後妻有里山現代美術館[キナーレ]に。
キナーレの中央の池に島が登場。
蔡國強 (ツァイ・グオチャン)の特別企画展の作品
周囲には多様な乗り物を模した,約1000体にもおよぶワラ細工のオブジェ。
これは,越後妻有のこどもたちとともに作り上げた協働の作品。
残念に感じたのは,
このハリボテ感。
えー?どうして,後ろまで作り込まなかったの?!
普通に裏側が見えちゃうんだけど…。
そこまで,作品としての意図?…なわけないよね…?
いや,そう思わないと…,「越後しなのがわバル」からは,これが普通に見えちゃうので。
2012年の,この場所での作品が,クリスチャン・ボルタンスキーの「No Man's Land」でした。
古着の山の重さは,全部で16トン。クレーンがひたすら,古着をすくっては落とすという,人間の「生と死」「記憶」がテーマの作品で,これが,インパクトありすぎて…。
で,また,今回も「山」で,うーん…なにかもうちょっと考えられなかったものかなぁ…と思うのです。
いや,他の見方もあるのかもしれないのだけれど,僕の浅い考えでは,そこまで到達できませんでした。
越後妻有里山現代美術館[キナーレ]の展示作品も,前回とあまり代わり映えせず。
で,キナーレは,大地の芸術祭の起点ともいえる場所なのだけれど,駐車場のスペースが,少なめ。
車で行くときは,ご注意を。
まぁ,前回あった作品にまた巡り会えるのは,懐かしいってのもあるんですけれどね。
なので,今回の「キナーレ」の作品のオススメは,T304の「モグラTV」
場所は,キナーレ正面の芝生広場
この中に,地下スタジオがあるってだけで,なんだかワクワクしてきませんか?
ここからの放送は,ここで,見られます。Twitterも!
で,キナーレまで来たら,ここから徒歩2,3分の,
憶測の成立という作品に,ぜひ。
見た目は,街角のコインランドリーなんですけれどね,コインランドリーに行列!ってところからして,おかしいでしょ?(笑)
もうこれは,今回の「越後妻有 大地の芸術祭2015」の目玉!と言ってしまいましょう。
内容は…,書けません。うーん…。「パラダイムシフト」って感じかな。
ぜひ,行ってみて下さい。オススメです。
すっごく面白そうな作家さんやアートのチームで,Twitterやホームページがあっても最新の情報が更新されていないのは,ちょっと残念。追っかけたくても,追いかけられないので,ぜひ,大地の芸術祭2015に参加されているアーティストの皆さんには,情報発信していただきたいなと思います。
続いて,「越後妻有 トリエンナーレ大地の芸術祭2015」エリアや個別作品ごとに,記事を書いていきます。
INDEX的な記事は,こちら
芸術祭は,9月13日(日)まで。
まだの方は,ぜひ!
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