手に汗握る!「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」
で,のっけから,テレビコマーシャルのトム・クルーズが,飛行機の外側にへばりついて頑張るシーンです。
ええ?もうそこ,使っちゃうの?って思いましたが,これ,序の口。
惜しげもなく,派手なアクション,カーチェイス,バイクアクションと,まぁ,ほんと,詰め込みすぎだろ?ってくらい,盛り沢山。共演のベンジー役のサイモン・ペグが,とぼけたギャグで一息つかせてくれるのが,これもいいリズムになってます。
↑メイキング入りの予告編
最初に出てくるレコード屋は,IMFのロンドン本部。で,実は,そこがすでに「シンジケート」の手に落ちていて,逃げられなくなったイーサンが,拷問に…という部分が,ちょっとわかりにくいかも。シンジケートの支配下に落ちていたなら,どうして女性店員(実はエージェント)は,シンジケートのボスのレーンに撃たれなくちゃいけなかったのかが,不明。たぶん,女性店員は本物のIMFの連絡員で,でもお店に細工されていることに気がつかないまま…という設定なのかな。で,かなりの美人さん(Hermione Corfield(ハーミオーネ・コーフィールド))だったから,殺られちゃうことで,インパクトを出す効果なんだろうね。
で,前作に引き続き,またもやIMF解体の危機。さらにイーサンが追ってきた組織「シンジケート」,アメリカ,イギリス,オーストリア,モロッコ…,謎の女性諜報員のイルサの背景が最初はよくわからないので,誰が誰のために動いているのかちょっと混乱すると思いますが,まぁ,その辺は,スルーしておいて,ストーリーだけ追っていけば,そのうち,「なるほど!」ってなるので,たぶん,大丈夫。
トム・クルーズもかっこいいけど,今回のイルサ・ファウスト役のレベッカ・ファーガソンが,ステキ,とても。ルパン三世でいうと,峰不二子的な。アクションシーンは,だいぶトレーニングしたみたいですよ。
「靴を脱がせて」ってのが,なんかの伏線になるかと思ったのだけれど,それほどでもなかったみたい。
ベンジーがうそ発見機にかけられてたときに出てた張 静初(チャン・チンチュー)も,かわいいですね。もっとストーリーに絡めば良かったのに…とは思いますが,この映画,中国資本が入ってるようなので,もしかしたら,無理矢理なのかも(笑)。
字幕は戸田奈津子さん。すっ飛ばしたな?と思われるところがあったけど,まぁ,大きな問題は無かったと思います。
敵側のボスのソロモン・レーン役のショーン・ハリスは,また,知的で論理的で冷静。あまり狂気を感じさせる破滅型じゃないのが,いいですね。
最後のミッション?という煽りがありましたが,次もありそうですよ。
夏休みにピッタリの痛快映画だったので,83点。
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