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アートの見え方,撮り方

Elixir by Janet Laurence 08

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」では,かなりの作品を写真におさめることができます。外に置かれているモノも多いですからね。

で,
アートの見方なんて,人それぞれなので,感じることがあれば,それでいいと思うのですが,作者の意図をきちんと受け止めているかどうかは,また,別の話。アーティストには,自分の作品がどう見えているのでしょうか?

写真もそうですよね。
公開したら,見る人がどう見ようとかまわないので。
でも,「こう見てくれたら嬉しい」というのが,写真の中に入り込むように,たぶん,どの人でも,無意識に撮っているのではないかと思います。

「念写」じゃないけど,やってることは,それに近いかも。

「夢の家」の近くに,「エリクシール/不老不死の薬」という作品があります。

一旦,作品がアーティストの手を離れたら,あとは基本的に,見る側に感じ方は任されるのですが,たまに作家さんが,作品にいらっしゃったりするので,そのときは,お話を聞かせてもらえたりして,このあたりも越後妻有アートトリエンナーレの楽しいところ。

Elixir by Janet Laurence 02

で,作品を見ながら考えるのは,やはり,作家さんから,この作品は,どう見えているんだろう?ってところ。
実際のところ,僕らは,作家さんの年齢や,身長などは,知らずに見ていることが多いですよね。

Elixir by Janet Laurence 03

でも,背の低いアーティストと,背の高いアーティストでは,やはり,自分の作品の見え方って,実は違うんじゃないだろうか?なんてことを,この「エリクシール/不老不死の薬」で,ふと思いました。

Elixir by Janet Laurence 05
標準的な身長だと,こんな見え方。

Elixir by Janet Laurence 06
ちょっと身長が高いと,こんな見え方に。

Elixir by Janet Laurence 07
逆に,身長が低いと,こんな感じに見上げる感じになります。

展示物までの位置はほぼ変わらないのに,見え方ってずいぶん違いますよね。

低い位置から,子供のような目線で見ると,天井が低く感じたり,植物の焼酎漬けのフラスコが,やけに遠く見えたり,柱や壁との平行性に気がついたり,アングルが変わると,見えてくるものや,印象がけっこう違います。

アート作品が撮影可能なら,やはり作者の目線の高さやアングルで撮ってみたいのと,自分が感じたインパクトのある部分を,インパクトがあるままに,撮影したいと思いますよね。

Elixir by Janet Laurence 08

なんてことを考えながら,「エリクシール」が飲めるショット・バーが営業しているときに来て,疲労回復したいな
(←それは,「エリクシール」じゃなくて,「エリクサー」)なんて,いつの間にか,どーでもいいことが気になっていたり(笑)

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