これで家庭内別居も解消？！三菱電機･霧ヶ峰FZシリーズ

『三菱ルームエアコン霧ヶ峰の秘密』と題した，エアコンの新製品のイベントに招待されました。

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部屋にいるヒトに合わせて温度を変えることができる最先端のFZシリーズと，
デザイナーさんも選びたくなるスタイリッシュなFLシリーズ
さらには，FZシリーズの中味をより深く知ることができる，マグロの解体ショーならぬ，エアコン解体ショーも！

エアコンの技術革新には，２つの大きな壁がありました。

寒がりさんと，暑がりさんを，１つの同じ部屋に，快適に共存できるようにするという大きな壁。

でも，

既存の技術には限界（壁）があります。

センサー技術の革新によって，指先，足先の温度まで測定できるようになりました。
ソファーに座っているだけで，エアコンが，部屋にいる人の人数やそれぞれの位置だけでなく，寒がりさんと，暑がりさんも見分けられるようになりました。

旧型の「ムーブアイ」と，新型のセンサー「ムーブアイ極」の違いは明らか。
左は，ヒトであることまでわかりますが，右は解像度が足りない感じ。

これが新しい「ムーブアイ極」

電源を切ると，目立たないようにしまい込まれるのも，今回の新しいFZシリーズのコンセプトの一つ。

新しいセンシング技術と，新開発のツインフローファンで，部屋にいる一人一人に「快適」が届くようになりました。

エアコンの半世紀ぶりの大革新は，ラインフローファンから，ツインフローファンへ。

二つのプロペラファンが，霧ヶ峰エアコンに内蔵され，それぞれが独立して駆動することにより，最大3℃の温度差を作り出すことができるようになりました。

これまで使われてきたラインフローファンよりも，プロペラファンの方が実は効率がいいのだそうです。

これまで，エアコンには，軽量化，薄型化が求められてきました。
薄型にはラインフローファンの方が収まりが良いため，ラインフローファンが，ほぼ霧ヶ峰エアコンの50年間の歴史とも言えます。そのため，効率がいいと言ってもプロペラファンへ移行するという決断は，なかなか難しかったようです。

音，振動，ファンモーターの小型化，などでかなり苦労があったようです。
ファンの周りの構造も効率化に影響します。
例えば，性能を上げるためにプロペラファンのモーターを大きくすると，ファンの面積が相対的に小さくなるジレンマ。

ファンの風量が減ることについては，プロペラの数を増やすことで対応。
発熱対策もクリアした小型モーター(写真左）。

モーターが２つあって，それぞれが別に動くと振動が起こりやすいため，
防振構造付きのモーターと，外枠を開発して，これは解決したようです。

霧ヶ峰FLシリーズは，スタイリッシュでデザインを重視したエアコンです。
ファンは，これまでのラインフローファンを採用しています。

隠したくなるエアコンから，見せたくなるエアコンへ。

コンセプトモデルには，部門のトップが一目惚れ，デザイナーの思いを反映させるべく開発。
ただし，このコンセプトモデルは、量産を考えなかったデザインだったため，かなり困難があったようです。

近寄ってみるとわかりますが，表面に吹き出し口が見えないシンプルなデザイン。
スイッチを入れると，送風口が現れるところなど，こだわりを感じます。

開発者の思いも，たっぷり聞くことができました。

さらに，こんなサプライズも。
それは，

参加者に用意された「お弁当」。
これ，三菱電機の霧ヶ峰FZシリーズをモチーフにしたお弁当なのです

FZシリーズのボディカラーに合わせた「白いパッケージ」，
左右独立駆動の「パーソナルツインフロー」に見立てた「黒米かやくご飯」

二つの気流をイメージしたお総菜の数々。
ボリュームたっぷり，バラエティ豊かなお弁当で，普段イベントで軽食が出されることはあるのですが，本題とは違うのであまりとりあげることはしませんでしたが，これは，とりあげないわけにいきません（笑）。
お弁当にクラブケーキが入っていたのは，初めてです。

主催者の皆さんの，熱い想いとホスピタリティですね，ごちそうさまでした。

というわけで，FLシリーズのスタイリッシュさも捨てがたいですが，体感温度差のために，家庭内別居せざるを得ない状態のファミリーは，この霧ヶ峰のFZシリーズで，また，家族が一つになることができそうですね。

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