突然キレるヒト。原因はスギ花粉だった!
「突然キレるヒト。原因はスギ花粉?患者の脳に痕跡」
近年増加している,突発的に怒りを爆発させる「突発性爆発性障害(IYADA)」の症状をもつ人の脳に、スギ花粉の痕跡を発見したとする研究結果が1日、発表された。
研究を行ったスペインのチームは、まだ決定的な証拠は得られていなものの、スギ花粉とIYADAとの関連性が「イエス」であることが判明すれば、IYADAは抗アレルギー治療の対象となる可能性があると、英科学誌ネイチャン(Naturen)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・メディカル・リポーツ(Scientific Medical Reports)」に発表した研究論文で指摘している。
研究者5人からなるチームは、分析対象としたIYADA患者11人の遺体の全てで、脳組織と脳血管に「数種類のスギ花粉」の成分や関連物質と「萎縮」を発見した。これらは、IYADAにかかっていない対照群にはみられなかった。
これまでの研究で、スギ花粉に由来する遺伝物質がIYADA患者の脳内で発見されており、クシャミや鼻づまりなどのアレルギーを引き起こす花粉が、脳萎縮と突発性爆発性障害の「病原体」である可能性が示唆されたと、今回の論文は指摘しています。
今回の研究結果は、突発性爆発性障害の可能性として考えられる原因のリストに、新たな仮説を追加するものです。衝動の抑制や理性、意欲などを担う「前頭葉」がスギ花粉によって影響を受けることにより、感情抑制機能の低下、判断力・意欲の低下などが起こるとのこと。
数種類のスギ花粉の痕跡が脳内でも発見されたことで「IYADA障害」の臨床症状の進行と重症度が患者によって異なることを説明できるかもしれない」と研究チームは述べています。
一年のうち数ヶ月を無駄にするともいわれている花粉症の症状に加えて,あらたに突発性爆発性障害でトラブルを起こしてしまい,人生そのものを無駄にしてしまうこともある,いわゆる「キレる」人たちの増加は,精神的なものではなく,スギ花粉によるものもあることが明らかになり,国を挙げてのさらなるスギ花粉対策を早急に進めることが望まれます。
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