「君の名は。」四ッ谷あたり

ふだんは，あまり聖地巡礼とか行くことはないのですが，映画「君の名は。」を観て，２０年ほど前に住んでいた四ッ谷あたりが何度も出てくるので，居ても立ってもいられず，映画を観た次の日の土曜日，まだ明るいうちにと，駅を降りてみました。

まぁ，正確には，アニメなので，フォーカスされている部分と背景が全く違うことがあるのですが，でも，ああ，ここに，彼らがいたんだ…というふんわりした気持ちになるのは，さすが，今年一番のアニメ映画です。

四ッ谷の駅を降りてみると，「綿半野原ビル」の看板のロゴが…，映画のものと違っていました。
どうやら，今年，商号が変わったのに合わせて，なのかな？
ちょっとこれは，いろんな意味で，映画を観ている最中，インパクトがありました。

この右側に，ずっと大きな空き地がぽかんとあいているんだけど，ここって，なにか意味のある場所なの？

ここで，奥寺先輩と，待ち合わせも。
そう，この影で，待ち合わせ時間に遅れそうになった瀧くんが，走ってあがった息を整えてた場所。

で，
ここから，徒歩約１０分ほど，

おお，ここは，「谷」だったか…。
四ッ谷駅から新宿に向かう，新宿通りが，山と谷でいうと，尾根の部分だということがわかりました。
市ヶ谷側も谷，文化放送側も谷になっていたんですね。こちら側には，住んでいた頃も，ほとんど来たことがなかったので，とても新鮮。

そう，あの階段が見えてきたよ。

階段の下から，

外国からのお客さんも来てましたね。
もう，日本以外でも公開されているのかな？

はい，ラストシーンの，とても印象的な部分を，同じような角度から。

せっかくなので，須賀神社にも行ってみましょう。
午後６時で，ご神体は隠されてしまいます。
なので，お参りは，午後６時までに，どうぞ。

もうひとつ階段がありました。
階段としては，こちらの方が好きだけど，映画の見栄えとしては，背景まで見通せる，最初の階段の方が，確かに選ばれそうです。

もとは，お稲荷さんだったという四谷須賀神社
素戔嗚尊（須佐之男命）を祀っています。
映画の聖地…というのに，けっこうそっけないですね。いいビジネスチャンスなのに（笑）。

何かを見ながら写真を撮ったわけではなくて，前日のラストシーンを思い出しながら，「こんな感じだったかな？」と再度撮影。

階段の手すりが赤いのも，参道だからなのでしょうね。

また，新宿通りに戻る坂の途中に，こんな自販機が。

こっちの自販機の方が，須賀神社より，ちゃんとビジネスチャンスだということがわかってます（笑）。
神様が関係していても，多少は，現代の映画や流行りごとに阿るのも，いいんじゃないかとは思いますよ。

いい夕焼けにも遭遇。

短い時間で，映画のごく一部だけですが，かなり満足度の高い聖地巡礼ができました。

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