メディアの手のヒラリー返し始まる。
「米大統領選 トランプ氏が勝利 「驚くべき番狂わせ」」アメリカ大統領選挙は過激な発言で話題を集めてきた共和党のトランプ氏が民主党のクリントン氏に勝利し、アメリカメディアは「驚くべき番狂わせだ」と伝えています。トランプ氏は「分断の傷を修復し、ともに結束していくときだ」と演説し、次期大統領として激しい選挙戦で分断された国の融和をはかる考えを示しました。
トランプ氏は、1946年6月14日生まれの70歳で、これまでで最も高齢の大統領になります。
そういえば,以前ニューヨークに行ったときに,こんなことになるとは知らず,彼の「トランプタワー」を眺めていたのを思い出しました。
トランプ氏は28州を制して,当選に必要な過半数を超える278人の選挙人を獲得,民主党のクリントン氏は18州と首都ワシントンを制して218人の選挙人を獲得。
米国の大統領選挙って,ちょっと変わっていて,大統領を直接選挙で選ぶわけではなくて,どの大統領候補に投票するかを予め宣言した選挙人を投票で選ぶんです。まぁ,その前に,全米各州での党員集会と予備選挙があって,
アメリカの2大政党である民主,共和両党の全国大会で最終的な候補を指名するという流れがあります。その間,アメリカの政治が停滞するほどの「お祭り」になるのは,いつものこと。
トランプ氏は,30年間政界の中心にいたクリントン候補に「体制派」とレッテルを貼り,自らを古い体制と戦う「アウトサイダー」と位置づけて,政治家としての経験のなさが,格差拡大を放置してきた既存の政治家に怒る国民を,かえって味方につけて,8年ぶりの共和党政治が来年から始まることになりました。
ま,後からの分析なんて,誰でもできるんですけれどね。
メディアは,こぞってヒラリーが次期大統領って言ってたじゃないですか。僕もそれが普通の流れだろうと思ってました。トランプに投票しようと思っていた人は,ヒラリーに入れるって言ってたみたいですね,恥ずかしくて言えなかったって,一体…(笑)。
今朝は,トランプ氏が大統領になったらおしまい…みたいなことを言っていたメディアは,だいぶトーンが変わって,受け入れる,歓迎するムードを作り始めてます。みごとな手のヒラリー返し。
トランプ氏は,アメリカをどこへどう導いていくのか。世界が彼の言動を固唾をのんで見守っています。
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