「ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー」は,観客を選ぶ映画だ。
スター・ウォーズファンであれば,「エピソード4 新たなる希望」を,「ローグワン スターウォーズ・ストーリー」の前後に見ておくことをオススメします。
逆に,これが初のスター・ウォーズという人には,ほとんどお勧めできません。
かなり観客を選ぶ映画です。
とは言っても,スター・ウォーズシリーズを見たことがある人は,かなりいるはずなので,映画の興行としては,全く問題ないんでしょうね,こういう映画を制作しても。
しかも,たとえ,これまでスター・ウォーズを観てきたとしても,「ローグワン」の映画の前半は,人と場所と所属と時間と…,なにがなんだか難解で,かなりの確率で眠くなります。
「Rogue(ローグ)」という言葉が,懸詞になっているのが,上手いと思います。
「Rogue」とは,「ならず者」,「群れから離れた」,「悪党」なんて意味があります。
「Rogue One」は,映画の中では,コードネーム(コールサイン)として,
主人公のジン・アーソが,帝国軍,反乱軍のどちらにも所属しない「一匹狼」的な存在であること,
スター・ウォーズシリーズの本編から「外れた」アンソロジー・シリーズの第1作品であること,
タイトルからして,よくできてます。
エピソード4の「新たなる希望」を見始めると,反乱軍の兵士達が,帝国軍の最終兵器「デススターの」設計図を盗むことに成功したところから始まりますが,どうやって,帝国軍の最終兵器「デススターの」設計図を盗むことができたのかが,この「ローグワン スターウォーズ・ストーリー」で描かれています。なので,約40年ぶりのすっきり。
いや,でも,重いんですよ。
これ,見ちゃうと。
うわぁ,そんなことが,この前にあったんだ?!
ううう,そんな大きな犠牲が…とか,
ええ,エピソード4も,涙なしには見られません。
ジェダイがいなくなってしまった時代の物語。
なので,ジェダイのフォースの技をみられることもほとんどありません。
重要な役どころのアンドロイド K-2SOの台詞
「I have a bad feeling abo…」
に,ちょっとクスっとさせられます。
あのレイア姫は,合成?
「EP4の起きる10分前」までを描いた…とありますが,10分前じゃなくて,かぶってます。
2017年12月には,スター・ウォーズの本編「エビソード8」が公開される予定です。
「ローグ2」は,ないですよね,全員アレですから。号泣!
70点
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