全豪オープン2017 ロジャー・フェデラー復活の大激戦
オーストラリアのメルボルンで開催されたテニスのグランドスラム「全豪オープン」で,男子シングルス決勝戦が1月29日に行われ,第17シードのロジャー・フェデラー(スイス)が,第9シードのラファエル・ナダル(スペイン)と,全豪では8年ぶりのプラチナマッチで,6-4,3-6,6-1,3-6,6-3のフルセットでフェデラーが制し,7年ぶり5度目の全豪優勝を果たしました。
フェデラーは,全豪オープンで,最後に勝ったのは2010年。この時の対戦相手はイギリスのアンディ・マレー。
2009年には,すでにキャリアグランドスラムを達成していましたが,この年の全豪オープン男子シングルス決勝の組み合わせも,フェデラーとナダルでした。上の写真は,その時のモノ。二人とも,ちょっと若いですね。
ナダルとフェデラーの対戦は,通算35度目。2009年の全豪オープンの結果は,ナダルの勝利。なので,フェデラーは,全豪でナダルを相手に決勝で勝ったのは初めて。2009年の雪辱(というか,二人は親友関係でもあるので,互いに褒め称えています)を果たしたことになります。2009年の4時間半にわたる戦いを現地でこの目で見ていたので,今回の全豪オープン2017の決勝で,ふたたびこの組み合わせがフルセットマッチとして見られるなんて,ほんと感激。
素晴らしい決勝戦でした。ありがとう!
ナイキ(NIKE) メンズ ズーム ヴェイパー9.5ツアー(オールコート用)
二人が履いていた,このナイキのテニスシューズ ズーム ヴェイパー,目立ちましたね。
フェデラーがグランドスラムで優勝するのは,2012年のウィンブルドン以来約5年ぶりで,さらに歴代最多優勝数を更新,サンプラスを抜いて18勝目。第5シードだった錦織圭は,4回戦でフェデラーと戦って,敗退。昨年は怪我でシーズンを思うように戦えなかったフェデラーとナダル。世代交代と言われつつも,この二人をグランドスラムの決勝で見られると,会場の盛り上がり方も違いますね。
いやぁ,ホントに凄い試合でした。
女子シングルス決勝戦は,第2シードのセリーナ・ウィリアムズと第13シードのヴィーナス・ウィリアムズの姉妹対決でした。セリーナが,6-4, 6-4のストレートでヴィーナスを下して2年ぶり7度目の優勝。現在はアガシの奥さんでもある,シュティフィー・グラフを抜いて,グランドスラム史上最多23勝目(って,凄すぎるね)で,世界ランク1位返り咲きも確定。
車いすの女子シングルス決勝戦は,第2シードの上地結衣が第1シードのグリフォンを,6-7 (2-7),6-3,6-3の逆転で破り,全豪で初優勝。おめでとう!!
あと,ウィンブルドンで勝てば,個人の生涯グランドスラムも達成。ますます頑張って欲しいな。
今年のテニスも,全豪オープンから。たくさんの名勝負が見られますように。
| 固定リンク
「スポーツ」カテゴリの記事
- フェデラー2連覇!全豪オープン2018(2018.01.30)
- テニスラケットのグリップテープで,大失敗(2017.12.01)
- 振り抜きやすい!「Babolat Pure Aero VS」 インプレ(2017.11.22)
- 香港でサーフィン?!(2017.11.03)
- 東京オリンピック,パラリンピックまで,1000日を切りました。(2017.11.02)
コメント