新しくて,楽しくて,美味しい「焼肉寿司・津田沼」
「焼肉」と「寿司」というと,食べ放題のお店などで,「焼肉もお寿司も」ということは,これまでもありましたが,この「津田沼 焼肉寿司」は,寿司のネタが焼肉。
この組み合わせ,あるようでなかった,ちょっと新しいジャンルになります。
運営は,「肉寿司」のスパイスワークス,と言えば,きっと「なるほど!」となるかもしれませんが,生に近い肉刺しや,焼肉寿司のメニューの開発には,5年の歳月がかかったそうです。
今,普通に生肉が食べられるのは,馬肉だけですものね。
最初はビール…と思いましたが,このお店のオススメのドリンクがあるようです。
自家製塩レモンサワー。
小さく刻まれて塩漬けされたレモンがたっぷり入っています。これは,食欲がかなり刺激されます。
まずは,「肉刺し」
上から,タン,ハラミ,ミスジ,特上カルビ,ハツ。
生のように見えるけど,生じゃなくて,低温調理,トリミングされています。
この塩梅が,相当難しかったそうです。
一番上のタンは,良いモノが入ったときだけ提供されるそうです。ごま油で和えてあって,塩でいただきます。
一番下のぷりぷりな弾力が特徴のハツは,すでにかかっている 青唐辛子の醤油で。
ハラミ,ミスジ,特上カルビは,特製のもろみ醤油を,ちょっとつけて。
ハラミは,咬みしめるほどに,確かな旨味がしみ出てきます。
漬け物盛り合わせ。
白菜キムチは,甘みを感じさせつつ,しっかり辛いキムチ。
ちょっと珍しいのが,
黒キムチ。
辛さと香りが,ずーんと来ます。黒いのはイカスミとのこと。これはクセになる味。
ナムルの緑は,春菊。食感と香り,そうきたかぁ!
いろいろと,「驚き」の成分が,このお店の料理には隠されていて,面白いです。
テーブルには,無煙ロースターが備え付けてあるので,ここで,自分で焼きます。
焼いた肉をシャリにのせて,特製のもろみ醤油をかけて,パクっと。脂身と赤身のバランスの良さ,ちゃんと仕事してあるシャリとの相性。ちょっとシャリにはニンニクも入っているんですね。
こういうのは,今まで食べたことなかったなぁ…。単なる「焼肉」と「白いご飯」じゃなくて,「お寿司」としての完成品。
こりゃ,美味い。
しかもね,これ,ひとつ290円(ふたつからの注文)なんです。
「極み寿司」
さっと炙る程度で食べられます。コラーゲンたっぷりの「極み寿司」
その場で点てて,
クリーミーな泡立ちのまま,
「特濃抹茶ハイ」のできあがり。
こういうのも,楽しくていいなぁ。味は,しっかり抹茶。アルコールに強い人なら,軽く飲めちゃう,ちょっと危険なドリンクです。
スポイトでタレをたらして,いただきます。
これも,フォアグラとシャリとの一体感!とろける〜!
今度は,「包み寿司」です。
「牛つくね」。ネーミングからして,いろいろ想像をかきたてられます。
手切りした牛肉で作ったつくねです。
野菜と一緒にくるっと巻いて頂きます。
ボリュームもあるので,かなりの満足感。
お稲荷さんも焼いちゃいます。
ただの稲荷じゃありません。中に,牛スジが入ってる「牛スジ稲荷」。
しっかりと焼き色をつけて,完成。
もうね,醤油で天辛く煮たトロける牛スジが,お稲荷さんの中に入っているのを想像してみて!
中に入っている紅生姜が味のアクセントになっています。
もちろん,「焼肉」も食べられます。
「焼肉ミックス盛り」。
ハラミ、ミスジ、ロース、カルビ US
和牛のバラ切り落とし
霜降りから赤身まで異なる部位を5種をミックス。
二人前で250gで,1580円。ボリュームもオトク感もたっぷり。
イギリス人がこのミックス盛りを見たら,「オー!ニホンでは,肉がアフタヌーンティーに?!」と口をあんぐりさせることでしょう。
このお店,まだまだ隠し球がありそうですよ。
研究開発にも余念がなさそうで寿司。
「ハレ」の日だけじゃなくて,普段使いしてもらえる価格設定もうれしいですね。
肉を焼いてシャリにのせてもろみ醤油をのせ,口に含むと完成する「焼肉寿司」。
生のように見えるけれど,特別な製法で低温調理された和牛の「肉刺し」
「お得感」も「食べごたえ」もある,「焼肉」
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