第110回歯科医師国家試験の合格発表
厚生労働省が,昨日3月17日,医師国家試験と歯科医師国家試験の合格発表を行いました。
→第109回歯科医師国家試験の合格発表
出願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|---|
新卒者 | 2,462人 | 1,855人 | 1,426人 | 76.9% |
全 体 | 3,691人 | 3,049人 | 1,983人 | 65.0% |
合格された方は,おめでとうございます。
2011年の全体の合格率が71.0%,2012年が71.1%,2013年が71.2%,2014年が63.3%,2015年は63.8%,2016年は63.6%。で,2017年は,65.0%
合格率が上がったという見方もありますが,これは受験者数が減ったことによる結果にすぎません。
合格者人数は,昨年が1,973人,今年が1,983人で,どこにもそんなことは書いてありませんが,歯科医師国家試験に合格するには,上から約2000人に入るのが条件になっています。
資格試験であっても,定員が設定されている試験だと思って,これから受験される学生さん,国家試験浪人の方は,ますます頑張って下さい。とくに既卒の人は,合格率が新卒(76.9%)より合格率が明らかに低い(46.6% )ので,気合いを入れて頑張らないと。
110回国家試験の学校別の合格率をみると,
90%以上の学校が,
東京医科歯科大学歯学部と東京歯科大学。
東京歯科大学は,6年連続の国家試験合格率総合1位を惜しくも逃しました。
学校の運営的にみると,合格率が80%以上の学校が29歯科大学のうち5校は,来年以降の受験志望者数が高くなると予想されるので,現場の先生方は,ほっとしていることでしょう。
ただ,私立の場合,卒業試験の条件を厳しくして,合格する可能性のある学生さんのみ国家試験を受験できるように,かなり受験者数をコントロールしているので,大学に入学したとしても,まわりのみんなと同じような成績がとれるように頑張っていく必要はあります。
食べること,しゃべること,笑うこと,人生や生活の重要なポイントを支える歯科の仕事は,やりがいがあって,とても楽しいですよ。
一緒に頑張っていきましょ。
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