太田市美術館・図書館（ART Museum & Library, Ota）グランドオープン

「ものづくり」を通して育まれてきた群馬県の太田市民の創造性を，これからの「まちづくり」に生かしていくための拠点として，太田市美術館・図書館が，太田駅北口前に，いよいよグランドオープンしました。

太田には，仕事で10年以上通っているので，駅前が整備されていく様子をずっと見てきました。

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太田市美術館・図書館には，カフェも併設され，とてもオシャレで，明るくて綺麗な空間ができあがっていました。

ユニバーサルデザインをとりいれた館内の，美術館エリアと，

図書館エリアは，シームレスにつながっていて，とてもゆったりとした居心地の良さを感じます。

2016年10月にオープン予定だったこの施設。もともと，ここは，美術館（びじゅつかんの「び（BI）」）と図書館（としょかんの「と（TO）」）で，「おおたBITO 太田市美術館・図書館」という名称になる予定だったのですが，「BITO」の商標が申請されていることがわかり，愛称「おおたＢＩＴＯ」部分の使用の中止を2016年1月に発表。

↑建設工事中の様子

その前に，「BITO」のロゴも制作されていたのですが，これが，2020年東京オリンピックのパクリロゴを作った佐野研二郎氏によるもの。さらに悪いことに，この「BITO」のロゴもパクリ疑惑が発覚して，2015年10月にロゴの使用も中止となっています。この経緯については，太田市の太田市美術館・図書館施設概要についてのページから削除された状態になっているので，「なかったもの」とされているようです。
→経緯はこちらで

いろいろな苦難を乗り越えて，無事にオープンした太田市美術館・図書館。市民や，太田を訪れる人々の憩いと創造の場となり，中心市街地に賑わいをもたらせるようになることを期待しています。

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