FUJIFILM X70のしだれ桜 RAWとJPEG撮って出し比較
→ 六義園にFUJIFILM X70を持って,ライトアップされたしだれ桜を観てきました。
で,ライトアップは,幻想的ではあるものの,ライトアップの光源の色に影響されて,「ちょっと違うな…」(←上から目線)と思うこと,ありますよね。ちょっと六義園のライトアップは,「ファンタジー成分」多めなので,やりすぎに思えることも。
で,FUJIFILM X70は,ところどころ,「違うな」と思ったシーンは,FINE+RAWで撮影して,現像+レタッチを加えてみました。
RAWとJPEG撮って出しの比較をしてみましょう。
ちょっと色かぶりしているように見えるこの画像は,
RAW現像+レタッチ
ホワイトバランスを調整して,こんな感じに。
やわらかさを出してみました。
JPEG撮って出し
月に枝垂れ桜が手を伸ばしているようにも見えるこの写真。
やはり,JPEG撮って出しだと,ライトアップによる色かぶりがあります。
ここで諦めずに,RAWでも撮っておくと,
しっかりとピンク色を出すことができました。明るさも変えています。
JPEG撮って出し
まぁ,これはこれで良さそうにも見えますが,全体に,やや茶色から赤っぽくなってしまいました。
これをRAW現像してレタッチすると,
緑がくっきりと出て,くすんだ印象をすっきりとした印象へと,変えることができます。
圧巻の第2のしだれ桜は,ちょっと難しかった…。
ライトの当て方とか光源の色で,幻想的に見せたかったのだと思いますが,どうなんだろう?緑色成分は要らなかったんじゃないかなと思ったりも…
なので,
全体を桜色にシフト。まぁ,もちろん,これは,好みです。
JPEG撮って出し
ここは,モノクロームだよ!と思って撮った写真も,あとでMacやPC,スマートフォンで見ると,やっぱりここはカラーで撮っておくべきだったか…と思ったら,
RAW現像+レタッチ
JPEGのみで撮影していると不可能な,色の復活も可能です。
JPEG撮って出しの方が,雰囲気があって好きというヒトもいるだろうし,観たままを撮るのが写真というヒトもいるだろうし。でも,伝えたいものがある場合は,仕上げを変えることで,伝わるものが浮き出てくる「RAW現像+レタッチ」という手もあると思います。
撮影した画像を確認するクセをつけておけば,後で,色が違う!雰囲気はこんな感じじゃなかった!ってがっかりすることなく,「これが自分が観たしだれ桜だよ」と,RAW現像+レタッチで伝えることができる安心感。
すべてRAW撮りしてしまうと,メモリーカードの容量が足りなくなるので,
普段は,JPEG撮りで良いと思います。が,色や質感に違和感を感じるときは,素早くRAW+JPEG同時撮影モードに切り替えると,「追い込み」の画像処理をすることができるので,まだ,RAW現像したことないというヒトも,ぜひ,トライしてみてはいかがでしょうか。
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