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トンカツをコースでいただく贅沢・人形町「かつ好(かつよし)」

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たまには,ゆったりとコースでトンカツなんてどう?と友だちに誘われて,人形町の裏路地へ。

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駅からすぐの所なのに,こんな雰囲気のある店構えのトンカツ屋さんが?
昨年できたばかりのかつ好(かつよし)です。

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予約してもらって行ったので,キッチンが眺められるカウンター席に。
このカウンターも,木のぬくもりが感じられて,これから出てくる料理の期待感を高めます。

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まずは,軽く生ビールで,乾杯!

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よく冷えていて,泡の盛りも良いですね。

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1階は,6席のカウンター席のみ。間違いなく,ここは,大人のトンカツ屋さんですね。

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コースの注文は,予約時にしてあるので,さっそく料理長さんが,仕事を始めます。
コースは,3種類。まん中の5,000円のコースをお願いしてあります。

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前菜は,涼しげなトマトのジュレサラダ

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柚子でさらに爽やかに甘酸っぱく夏らしい味に。
夏の甘酸っぱい思い出,できましたか?

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ちょっと珍しい梅塩と,

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ソース,

お好みで,
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車海老のフライを。

目の前で今あがった車海老です。できたてほやほやで,もうそれだけで嬉しくなるのですが,レモンをさっとかけて,梅塩でエビフライを食べたら,もう,衣がほろほろっと口の中で崩れて,プリプリッと柔らかい海老の身の食感。

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これは,見た目も麗しく,美味いエビフライです。
でも,ここ,トンカツ屋さんなので,きっとトンカツはさらに美味いはず。

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鰹節の厚みにちょっとびっくりな、玉ねぎサラダ。鰹節も削りたて。
気持ちも和風にちょっと戻ってきました。

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ときたなら,日本酒で迎え撃ち。
掛川の「開運」という日本酒を冷酒で

純米酒です。コクがあるけど飲みやすいですね,これ。

このお店,本店が静岡にあることから,食材は,静岡のものに,とことんこだわっています。

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このお店は,2種類の温度に設定した鍋でカツを揚げています。低温から高温へ二度揚げ,余熱で油切りと仕上げ。
自家製のパン粉を鍋に投げ入れながら油の温度のチェック。仕事人の技を見せてもらいました。

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これは,三位煮
やわらか〜な豚のヒレをほぐしたしぐれ煮で,生姜の効いた刺激的な味です。
ニンニク、玉ねぎ、生姜の3つで,「三位」,さらに,さやいんげんのキュッキュッとした食感もたまりません。
ご飯が欲しくなる〜っ!が,まだまだ,コースの半ば,ちょっと我慢。いや,頼めば出してもらえるようですけれどね。

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キャベツにも,胡麻風味の甘酸っぱい自家製の専用ドレッシング

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キャベツは,お代わり自由なので,このドレッシングがあれば,何杯でもいけそう(大人のお店なので,1回だけお代わりしました)。

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トンカツがあがりましたよ!
二人で,ロースとヒレをシェアしました。

冒頭の写真は,ソースで芳醇な味わいがさらに引き立つヒレカツ。
梅塩も美味しいですね!
さっぱりとしていて,肉の味を際立たせてくれるので、梅塩で食べるのが良いですね。

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お酒は,白ワインにしてみました。南仏のアロガントフロッグというワインです。あっさりとかすかにフルーティで,
トンカツと白ワイン,意外とよく合いますね。お店のスタッフが,もちろん,カツに合うものを選んでくれているからなのですが,ワインの銘柄もおまかせして安心。

その他,お客さんのお好みで,トンカツを楽しめるようにと,
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ワサビ醤油や,

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和辛子もだしてくれました。
いやぁ,迷う!

ロースカツは,脂も美味しいですね。サクサクのロースです。
ロースもとても上品な仕上がりです。ロースを山葵醬油で,ってのも,美味い!!

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お店の方が手が空いた時を狙って,ちょっと「豚の銘柄などは?」と聞いてみました。
写真はロース。
静岡産の豚というのはそうなのですが,銘柄指定ではなく,「かつ好」好みの美味しい豚を,業者さんが仕入れてくれる仕組みができあがっているのだそうです。
料理長さん曰く,「肉は見てわかる,触った感触でもわかる。」
「このへんの脂の張り具合がね」,って,やはり,プロのこだわりが伝わってきます。

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〆に,普通のご飯か,カレーが選べます。
って,言われたら,カレーを選びますよね。
で,このカレー,ただのカレーじゃないんです。スッポンのカレー。夏バテのカラダにはちょうど良いタイミング!
以前は,まかないで出していたそうなのですが,お客さんのリクエストで出してみたら,かなりウケが良かったので,コースのレギュラーメニューになったそうです。

で,カレーですよね。
トンカツ出ましたよね。
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そしたら,乗せちゃいますよね。
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ロースとヒレのあいがけ(って言うのか?)って,かなり贅沢なカツカレーのできあがり!

カレーの味は,意外とあっさりしているので,これまた,いくらでも食べられそうなのですが,味は,とんかつソースで調整できます。
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あっさりと浅漬けのお新香。
すべては,メインのトンカツを盛り上げるように,メニューの構成も食材も工夫されているのを感じました。

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お新香の切り方も,美しいんですよ。

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よくトンカツ屋さんでは,濃い目のお味噌汁が出てくることが多いのですが,ここはあくまでもあっさり。
こういうの,メリハリがついていて,好きです。

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デザートは,これも自家製の抹茶アイス。ええ,もちろん静岡産の抹茶が使われています。
濃い!甘い!苦み!このバランス!美味しい抹茶アイスです。
しゃりしゃり感があって,ミルク成分にバランスを振ってないのが良いですね。

ああ,美味しかった。
単品でトンカツをオーダーするより,ずっとオトク感もありますね。

そう,カウンターテーブルの木目と軽いうねり,
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実は,酒樽の木を使ったものなのだそうです。
カウンターに仕上げた大工さんは,香りで酔っ払いそうになったとの逸話も。
今は,鼻を近づけてもほとんど香りはしません。見た目の味わいのみで,お客さんが酔っ払ったりすることはないので,ご安心を。

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2階もちょっと覗かせてもらいました。2階はテーブル席で12席。
古民家の梁をそのまま残してあって,1階とはまた雰囲気が違いますね。どちらも人形町らしい高級感と威厳があります。家族や仲間と来るとき,接待の時には,2階もいいかな。

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人形町の駅のA5の出口を右に出て,すぐの角を右に,最初の路地を左に入ると,この「かつ好」の提灯が目に入ると思います。

久しぶりに,ゆったりとした気持ちで,コースで贅沢にトンカツを楽しむことができました。
ごちそうさまでした。

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