優しい和のおもてなし中華「和チャイナRoppongi」
麻布十番と六本木の中間地点にある,中華ダイニングレストラン「和チャイナ」に,友人と行ってきました。
外から見ると,半地下的な高さですが,外光が入るように,窓があります。大通りに面しているので,見逃すことはまずありません。
この日は,ちょっとしたお祝いで,1万円のコースをお願いしてあります。
コースは5000円からありますが,ボリュームや食材など,予算に合わせて設定してくれるそうです。
というわけで,お祝いなので,発泡ワインの「サンマリネージ・グリレ(SAMMARINESE GRILET)」のハーフボトルで,かるく乾杯を。ほんのり辛口で,香りは青りんごのようなフルーティなシャルドネ系。
合わせるのは,
「中華風白身魚の刺身サラダ仕立て」
白身魚は,真鯛。味付けはレモン醤油のさっぱりとしたサラダです。
これに,
揚げた焼売の皮とカシューナッツをかけて,
軽く混ぜていただきます。
味付けはレモン醤油とピーナッツ油とごま油のさっぱりとしたサラダです。新鮮な真鯛のお刺身と揚げた焼売の皮の食感で,口の中が楽しく美味しくなります。これは,面白い前菜ですね。
これは,このあとコースメニューの展開が楽しみです。
蓋をあけると,ジャーン!
「フカヒレとキヌガサ茸の蒸しスープ」です。
ちょっと珍しい高級食材キヌガサ茸(キヌガサタケ),しいたけ,たけのこ,貝柱が,たっぷり入った,具だくさんのスープ。
なんと,調理に8時間かかっているという逸品です。
キヌガサ茸は,サクサクした食感が良いですね。ダシが効いてるスープが美味しくて,身体がほっこりと温まります。
なんと鹿児島の黒毛和牛の5ランクの「イチボ」を使ったステーキです。
味の染み込んだ,とろけるイチボ に悶絶。
噛めば染み出す肉汁と酸味と甘みのあるガーリックソース。
添えてあるピーマン味が染み込んでいて,こんなの初めて。
野菜のボリュームもあります。
あんまり美味しいので,ちょっと無理をお願いして,ご飯を出してもらいました。
で,
乗せるよね,ステーキ。
焼肉の感覚で,柔らかいイチボと,絶品のソースがご飯に染みて,超高級なステーキ丼。
いや,これ,最高に美味いですよ。
ドリンクは,青島ビールにしてみました。
華やかな香りが,また,料理に合います。
続いても,また,びっくりする食材を使った料理です。
「渡蟹と中国春雨の土鍋焼き」
朝まで生きていた渡蟹を使っています。
で,これは,渡り蟹がメインなんですが,ホントのメインは,こちら
春雨です。
そう,渡り蟹のエキスが全部,春雨に染み込んでいるんですよ。
もうこれは,未体験ゾーンの和とチャイナの競演。
春雨なんだけど,渡り蟹を食べているような気持ちになります。
ワタリガニの肉はクリーム状でまた、これが美味い。
続いては,
「豚肉と栗の蓮の葉包み」
これまた,手のかかった料理です。
濃厚だけどしつこくないのが和チャイナ風なのでしょうね。
コースとしてのそれぞれの料理の立ち位置もはっきりしています。
一人で切り盛りされているので,かなり忙しいはずなのですが,オーナーシェフの新見さんのホスピタリティにまた,ほっこり。食材や調理法について,ちょっと聞くと,惜しげもなく説明をしてくれます。
気軽に話しかけてくれて,なんでも気軽に応えてくれる。お料理教室も人気なはずです。
飲み干した瓶が,
オブジェとして,こちらに並んでいるのかな。
優しい味です。で,ホタテの貝柱が,大きい!!
大人の味付けですね。
〆は,「あんかけ焼きおにぎり」
焼きおにぎり?!って思いますよね。
食べてみると,これは,たしかに中華風。
さくさくひき肉と筍,じわっと椎茸の旨味。
焼きおにぎりの中華丼ですね。楽しい!
デザートは,
「白玉団子入り杏仁茶」
杏仁豆腐ではなくて,もっちもちの白玉。
暖かい生クリームと杏仁のスープです。
シナモンのスパイシーな香りも決め手ですね。
ゴージャスな食材のオンパレードですが,コッテリしているわけではなくて,あっさりと優しく食べられるオリジナルの中華料理でした。
ああ,美味しかった。ごちそうさま。
ランチもやっているようなので,また,来てみたいなと思います。
ディナータイムは予約必須ですが,ランチはふらっときても大丈夫とのこと。
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