晴海線(晴海～豊洲) 開通！2度と撮れない写真を撮ってきた

東京の首都高速晴海線の晴海―豊洲区間（約1.2km，片側１車線）が，昨日3月10日開通しました。
晴海地区から羽田空港へ行く場合，これまで豊洲経由で19分かかっていたところ，最大で３分短縮されます。

それだけ？
というなかれ。
これ，作るの大変だったんですよ。

というわけで，2月18日に開催された「晴海線(晴海～豊洲) 開通記念イベント ～晴海線スカイウォーク～」に，ちゃっかり参加してきましたので，開通したら二度と撮れない写真を撮ってきました。

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晴海線は，人口が増加している臨海部の渋滞改善を目的に1993年に建設が決定。
2009年に首都高湾岸線の接続部から豊洲までが開通しています。

その豊洲から晴海までの1.2kmを繋ぐ部分が首都高速として昨日開通しました。

晴海～豊洲間が新設されたことにより，深川線，台場線と並行し，湾岸線と都心をつなぐ3本目のルートとしてアクセスが強化されます。

模型だと，こんな感じ。

工事着手前

送り出し架設工法

台船リフトアップ架設工法

台船一括吊り上げ架設工法

ゆりかもめが通っていたり，川が通っていたり，地形的に複雑なので，1.2kmという短い距離ですが，さまざまな工法をとって，ここまで来たという話を聞いて，ちょっと感激。
テニススクールに行くのに，ここ，ずっと通ってた場所なんですよ。
こんなすごいことやってたのか！って。

会場には，晴海線の紹介の他，首都高で働く車達の展示も。

さらには，

ボルト締め体験では，

機械を使ってボルトを締める体験ができたり，

で，そのボルトとナットをお土産にもらったり，

測量体験で，

水平を見たり。
向こうの2つ（ETCとクマさん）の高さの違い，わかります？

機材はNikon製

そうそう！

ホメパトって知ってました？

模範的な運転をするドライバーを褒めまくる車です。

TOYOTAの86です。
なんだか，かっこいいのか，ほっとするのか，面白い。

悪い運転をする車を取り締まるより，「良い運転をする車を褒めよう」。そんなプロジェクト。
ラジオの放送で，DJさんが乗ったりして，褒めまくるそうです。

で，いよいよスカイウォーク。
僕は，ガイドツアーに参加しました。

向こうの橋の間が新しい首都高の晴海線です。

この上が晴海線。
そういえば，この辺りに，工事が始まる前は，軽トラが突っ込んで刺さってたっけ。

仮設の階段を上って，首都高の道路へ。

ガイドツアーは，インカムでガイドしてくれるという，とてもありがたい仕組み。

この日は，お天気も良かった！

晴海線の入り口と出口。
もう，ここは，一般人は，二度と歩けません（たぶん）。

かなりの勾配があります。

スカイツリー，にょっきり

廃線の鉄橋も一緒に，にょきにょき。

これ，二度と撮れない晴海エリアの写真です。

道路のツナギは，鉄の指を組んだような仕組みで，温度差で道路が延びたり縮んだりするのに対応。

ここからは，二度と撮れない，ゆりかもめが走る風景

鉄道写真は，こちらに向かってくる車両を先頭にして撮れというのを思い出して，もう1枚。

はい，ここが折り返し地点。これ以上進むと，豊洲の出入り口になります。
お疲れさまでした。

道路に水がたまらない仕組みは，この水はけの良い表面に。
水が溜まらない「排水性舗装」というものだそうです。

正式名称は，首都高速10号晴海線です。
晴海出入口からさらに北に延伸して，都心環状線に接続する計画があるそうですが，まだ計画のみ。

東京タワーとスカイツリーが同時に見えるポイントというのもありました。

ドライバーさんは見るのは危険だけど，助手席に同乗していたら，チェックポイント，ありますよ。

向こうの橋は，まだ未開通の橋。
2020年の東京オリンピックの選手村と豊洲市場が，この「豊洲大橋」でつながります。

子供達も，ジャンプしたり，走ったりで楽しんでました。

ボランティアのスタッフの皆さんも，ありがとうございました。
かなり楽しんじゃった。

今度は，ここを，車で走ってみます。

まわりに，フォトジェニックなもの，たくさんあって，

それはそれは充実したイベントでした。

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