痛快映画!『レディ・プレイヤー1』
『レディ・プレイヤー1』観てきました。
映画好き,ゲーム好きなヒトであればあるほど,オマージュやカメオがちりばめられているので,ストーリーをより楽しむことができる,オタク系の要素もありますが,何も知らないで観ても,イマドキの映画,モーションキャプチャーとCGの技術が最高水準に達したからこそ作ることができた映画だと思います。
タイトルにも書きましたが,とても痛快な映画です。
以下,ちょいネタバレありで。
舞台は,2045年。
人々は,仮想現実(VR)の「オアシス」で現実逃避。オアシスはどんな夢も叶えられるバーチャル世界の理想郷。
オアシスを生み出したジェームズ・ハリデーが,オアシスのどこかに隠された3つのイースターエッグ(鍵)すべてを見つけた者を,オアシスの後継者として認める。
主人公のウェイドたちが,全人類参加のトレジャー・ハンティングに挑むという映画。
簡単に言うと,映画「マトリックス」の現代版。
まぁ,マトリックスを観てない世代には伝わらないかもしれないけど。
主人公のクルマが,この映画の監督であるスピルバーグの映画「バックトゥザフューチャー」のデロリアン,ヒロインのバイクが「AKIRA」の金田のバイクってところで,もう気分はアガるわけですが,個人的に一番笑えたのは,「チャッキー」のシーン。元ネタ探しは,この映画の本質ではないのだけれど,権利関係大変だったんじゃないかなという余計な心配も。いや,製作側が楽しんで作っているのが伝わってくる映画です。
伏線がちゃんと最後に重要なシーンとして浮かび上がってくるところは,ちょっと鳥肌が立ちました。
オマージュの映画,ゲーム,楽曲などが,ちょっとオジサン,オバサン向けなのは,スピルバーグの年齢を考えれば,しかたがないところかもね。
映画の題名の「レディ・プレイヤー・ワン」の由来は,もう,そのまま,アーケードゲームの最初の画面に出てくる,「Ready Player 1」です。あるいは,「Player 1 ready」。100円玉をゲーム機に入れて,テンション上げる瞬間ですね。
原作は,
アーネスト・クラインの「ゲームウォーズ(原題:Ready Player One)」
スカッとしたい人は,ぜひ,観てください。
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